タカザワ
(TAKAZAWA)

タカザワ


「日本の良き風土・人・食材、伝統的な世界を再構築してモダンに供する」をテーマのもと、ジャンルの枠にとらわれない自由な発想でオリジナリティーを追求し、器から食材に至るまで、新しい形で、日本の文化に通じる料理を提供している。

【公式サイト】


【住所】

東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル裏側 2F
東京都港区赤坂3-5-2

【電話番号】

0335055052

【定休日】

不定休

【オープン日】

2005年に「アロニエ・ド・タカザワ」オープン、2012年5月に「タカザワ」へ店名変更。

【シェフ】

オーナーシェフは高澤義明氏。18歳の時、調理師学校に通い、卒業後に様々なレストランで働く。28歳でシニアソムリエの資格取得。ドーハのザ・リッツ・カールトン、東京のペニンシュラなどで修業。

【営業時間】

18:00~23:00

【座席数】

10席

【利用時間】

ディナー

【訪問日】

2014夏

【コース】

■20000コース(7品)

Ratatouille 2005
ラタトゥイユ ~様々なテクスチャーを一口で~

Rain Drops 2013
ハモ ~梅雨のしずく~

A Morning Mist in BIEL 2014Ver.
美瑛サラダ ~朝露の中から北海道の畑~

KINCHO 2009
キンチョウ ~ホロホロ鷄でデザイン~

Rock on the seashore NEW
イサキ ~海辺の岩~

Footsteps of Autumn NEW
松茸 ~一足早い秋の足音~

Carbonara 2012
カルボナーラ ~デザートにして~

【値段】

58200

【サービス料】

10%


【店内】

2階へ直通の階段を上がる。奥にステージがあり、そこでシェフがパフォーマンス。
テーブルは5卓しかなく、ゆったりとした空間。緊張感はなく和やか。

【ドリンク】

■グラスシャンパーニュ 2500

□ガルデ プルミエ クリュ ブリュット
オリジナルバージョンに。
80ml程度のボリューム。やや割高に感じられる。

■グラス白ワイン 2000

□ブルゴーニュ アリゴテ
70程度のボリューム。高い値付け。

【料理】

■アミューズ・ブーシュ

2種類が別皿で同時に供される。
笹の葉っぱで包んだピーマンスープの水まんじゅう。ピーマンの僅かな青臭さがフレッシュに感じられる。
トマトパスタはソーメンかぼちゃ。ほんのりとした甘味とシャキシャキした食感を楽しむ。

■パン

自家製パンをアグーの豚リエットで。リエットは瓶で供されているこだわり。

■前菜

花ズッキーニのフリット。塩レモンでシンプルに。
フリットなので繊細さは失われているが、生命力は感じられる。

■ラタトゥイユ ~様々なテクスチャーを一口で~

シェフのスペシャリテ。15種類の野菜を使ったカラフルなテリーヌ。
大徳寺納豆はモンゴル岩塩の底に忍ばされている。
一口で食べることを勧められる。野菜のグラデーション、岩塩の脚力、納豆の世界観が一体化して面白い。

■ハモ ~梅雨のしずく~

ハモは煮てある。雨の滴をイメージして、目の前でトマトタピオカにスープをかけてくれる。
梅風味で和風かと思いきや、バジルが置かれており、好みでトッピングして和洋折衷へ。
ハモは素材の味で、トマトは食感で楽しい。

■美瑛サラダ ~朝露の中から北海道の畑~

朝の畑から採れた野菜をイメージ。
ゴルゴンゾーラ、味噌、胡麻のソースが中央に。パウダードレッシングを仕上げに目の前で振ってくれる。
大地の力が感じられるのがよい。

■キンチョウ ~ホロホロ鷄でデザイン~

キンチョーの夏をイメージした遊びがある。
ホロホロ鷄のレバーを渦巻状に。ホロホロ鶏の胸肉をじっくりと丁寧に焼いて。
やや強めの火入れで、優等生的な旨味。

■イサキ ~海辺の岩~

イサキはマッシュポテトで包んだ後に、パンで包み蒸し焼き風に。イサキは真っ直ぐさがとれて、さらにバランスよい食味に。マッシュポテトのおかげで、柔らかな雰囲気。
サフランのスープ、大きめの沖縄の貝スーナ、見た目が名前の由来となったカメノテ、フジツボを添えて。

■松茸 ~一足早い秋の足音~

秋の足音を聞かせる一品。松茸は薄く縦にスライスして、本来の風味を損なわないように。
蝦夷鹿は骨付きとで。松の実を散らしたことによって、味わいのリッチさと食感の変化を。
バルサミコ酢を使ったソースで、鹿肉をまとめ上げる。

■カルボナーラ ~デザートにして~

削ったリンゴのパウダー、パイナップルのスライス、ピニャコラーダのアイスクリームを壮大なプロダクトにして。
パイナップルとピニャコラーダは分かるものの、リンゴのパウダーを振りかけるところが出色。

■コーヒー、紅茶

10種のハーブを使ったお茶を。

【テーブルウェア】

カトラリはエルキューイ。

【サービス】

サービスは感じがよく、エンターテイナーとしての自覚があるのはよい。説明もしっかり。
シェフが説明に訪れることも多い。コースの流れは思ったよりも店舗がよい。お見送りはわざわざ一階まで。

【コメント】

世界的に評価されていることが理解できるくらい、一皿一皿に驚きがある。
値段はやや高いものの、席数を絞っているので致し方ない。
分子ガストロノミーをやり過ぎず、パフォーマンスに力を入れた前衛的なフレンチキュイジーヌ。

【メモ】

完全予約制

【写真】