マノワ
(Manoir)

マノワ


自分の家のように寛げるレストラン。「マノワ」はフランス語で「館」「家」。肩肘張らずにリラックスした時を過ごしてほしいという想いが込められている。

【公式サイト】


【住所】

東京都渋谷区広尾1-10-6 プロスペクト・グラーザ広尾 1F
東京都渋谷区広尾1-10-6

【電話番号】

0334468288

【定休日】


月1回連休

【オープン日】

2011/11/15

【シェフ】

オーナーソムリエは中村豪志氏。1999年代官山「ラブレー」、2002年西麻布「ル・ブルギニオン」、2005年銀座「クラブニュクス」、2007年代官山「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」、2009年広尾「ア・ニュ」。
シェフは武藤聖郷氏。神戸北野ホテル、日本橋「オーグ・ド・ジュール メルヴェイユ」などで修業。

【営業時間】

11:30~13:30
18:00~21:00

【座席数】

15席

【利用時間】

ランチ

【訪問日】

2014夏

【コース】

■ムニュー ヴェルデュール 6300

3種のマノワのアミューズ
詰めたい フォアグラ たいやき 最中
北海道産 ほたて貝のポワレ 帆立のムースとノイリーの泡、カルダモンのアクセント
鮎の2時間コンフィ 鮎の肝のヴィネグレットソースで

山椒を纏った、北海道日高仔牛フィレ肉のロティ 山椒のソース
アイスランド産仔羊鞍下肉のロースト その羊のジュ
伊豆天城山夏鹿のロースト その鹿のジュとねずの実の香り

桃の瞬間のコンポートとヴェルヴェーヌの泡
食後のお飲物

【値段】

8910

【サービス料】

10%


【店内】

深い木目調でシックで荘厳な雰囲気。テーブル間隔も広い。カウンター席もある。
大きなシャンデリアもエントランス付近に吊り下げられており、アクセントになっている。

【料理】

■3種のマノワのアミューズ

3種の創作的なアミューズがウッドプレートに載せられている。
ナスのアイスクリームとチップ、パウダーとナス仕立て。
アイコのムースとビーツ、潔いほのかな甘味が後を引く。
石鯛のフリットは味はしっかりしているが、あくまでも軽やかに。底のキュウリ、ライムの泡でフレッシュに。

■詰めたい フォアグラ たいやき 最中

フォアグラのテリーヌをコンフィチュールと合わせて、最中で包んだ意欲作。
フィリングはソルダムのコンフィチュール、オレンジのコンフィチュール。前者はフォアグラと合わさってパンチが増し、後者はフォアグラに譲歩してバランスを整える。後者から食べた方がよい。
タマネギやジャガイモのフリット、ローリエは飾り付けで。

■北海道産 ほたて貝のポワレ 帆立のムースとノイリーの泡、カルダモンのアクセント

ホタテは肉厚で大きいが、輪郭がはっきりとしたクリアな味。
ホタテのムースとニンジンとノイリープラットの泡が、その確かさに丸みを与える。
枝豆、カブ、ブリオッシュのトースト、ホタテのチップスを添えて。

■鮎の2時間コンフィ 鮎の肝のヴィネグレットソースで

鮎が美しい。三枚におろして骨をフリットにし、再び合わせてフリット。
フリットになっているものの、鮎の清々しさが感じられる。肝は抜いてあるので、淀みのない食味。
キュウリの浅漬けで、背を高くして、その下には鮎の肝を。奥にはオカヒジキのフリット。
セルバチコのソースを散らして、隅にナスタチウムを据えて。

■ツキノワ熊もも肉ロースト ねずの実ソース

長野県のツキノワ熊。ビーツを添え、マッシュポテトを敷く。ねずの実と熊のジュを使ったピリッとしたソースをかけて。
熊モモ肉は薄切りだが、かためで歯応え満点。鴨ほどに血の強さがなく、鹿ほどに香りが強くない。ローストでシンプルめに仕上げながらも、ソースは深くゆっくりと。

■桃の瞬間のコンポートとヴェルヴェーヌの泡

フレッシュな桃、桃のソルベとムース、ハイビスカスの泡、ヴェルヴェーヌの泡。美しく斜めのラインを描く。
あくなき瑞々しさ、麗しい甘味、可憐な香りが渾然一体となっている。

■食後のお飲物

紅茶はダージリン、ウバ。コーヒーは何種類もある。

■ミニャルディーズ

チョコレートクッキー、パートドフリュイ、トリュフショコラ、バーチディダマ、マカロン、クッキー。

【テーブルウェア】

カトラリはクチポール、グラスはインフィニティ。
肉料理のナイフはラギヨール。プレートはシェーンヴァルト。
カップとソーサーはレイノー。

【サービス】

店内の雰囲気は堅そうだが、サービスはとても気さく。距離感は近いが、駆け引きもなくて気持ちよく過ごせる。
料理の説明もしっかりとしていて、色々と教えてくれる。コースの流れもちょうどよい。

【コメント】

料理はクラシックなようでいて、味付けもプレゼンテーションも結構モダン。
ジビエが充実しており、値段は驚くほど良心的。
ジビエ好きはもちろん、気持ちよくおいしいフレンチを食べたい時におすすめ。

【写真】