ライラ
(Lyla)

ライラ


その日にしか入らなかった新鮮な食材、産地から直接届けられたレアな食材など通常のレストランでは組み立てづらい食材を存分に生かして、その日、その時、そのテーブルにしか存在しない唯一のコース menu carte blanche(仏語で「白紙メニュー」)で提供。
予約された客ごとにメニューを組み立てていくので、テーブルによって内容が異なる場合もある。

【公式サイト】


【住所】

東京都港区赤坂7-5-34 インペリアル赤坂フォーラム 1F
東京都港区赤坂7-5-34

【電話番号】

0364412096

【定休日】

火曜日

【オープン日】

2013/05/10

【シェフ】

オーナーシェフは成清毅氏。大分県出身、1978年生まれ。日本で約6年間、フランスで三ツ星レストランからビストロまで5年間修行。2011年7月帰国。

【営業時間】

土日祝 12:00~14:00
18:00~21:00
完全予約制

【座席数】

12席。6テーブル

【利用時間】

ランチ

【訪問日】

2013秋

【コース】

■ディナーコース

アミューズブッシュ、前菜、前菜、魚介料理、肉料理または魚介料理、肉料理、アバンデセール、デセール、食後の飲み物

そのテーブルにしか存在しない唯一のコース「menu carte blanche(仏語でで白紙メニュー)」で8皿前後。

【値段】

7800

【サービス料】

なし


【店内】

コンクリート打ちっ放し。
エントランスから入り、突き当たりを右折したスペースにテーブルがあるので、余計に隠れ家的な印象。
ジャスピアノで「Alice In Wonderland」などが流れる。ムーディー。

【ドリンク】

□シャンパーニュ
ロワイエ 1500円
100ml程度。それほど高くないが、安くもない。

□赤ワイン
エル ヴィンクロ ラ マンチャ 1200円

【料理】

■アミューズブッシュ

卵黄とタマネギのコンフィ。
器は卵の殻で。
メープルシロップが加えられ、焦がしタマネギのパウダーをトッピング。
卵黄の濃厚さとタマネギの甘味が印象的。アミューズブッシュにしては力強い。


■前菜

シェフの出身地である大分のみかん畑をイメージ。
カボスでマリネした鯖に金箔をまとわせて。
ゴールデンビーツとオレンジを載せる。
ミモレットのスライスとエメンタールチーズのピューレを散らす。
脂がのった鯖の扱い方が絶妙。チーズとお合わせるのは面白い。


■前菜

揚げたニンジンの葉、ニンジンのピューレ、ニンジン、黄カリフラワー、ゴボウ、ゴボウといった構成。
素材のよさが感じられるが、やや地味ではある。


■魚介料理

北海道産の天然帆立貝。
中には貝柱、松茸、レモン汁、バター、タイム。
パンで囲って香りを逃がさないようにしている。
松茸は落ち着いた香りに。貝柱は大きく、ヒモが添えられている。
バターが過ぎずに、魚介の旨味で構成。


■パン

全粒粉のパン。全粒粉が多くて、アクセントのある食感。


■魚介料理

スズキのポワレ。
スズキは身がふっくら。旨味が十分で、鯛以上に品がよい。
シャンピニオンのソースが出色。だが、スズキはそのままでも十分に旨い。
付け合わせは、ジロール茸とフランペット茸のソテー。ジロール茸は食味がよくて直球。黒いフランペット茸は変化球。


■肉料理

アイスランド産の最高級仔牛のグリル。
春菊をダイナミックに添えて。
仔牛肉は臭みがなくてとても柔らかい。
旨味も肉汁も十分。


■肉料理

蝦夷鹿肉のロティ。
+1000円で山鶉に変更可能。
秋の収穫祭。和栗、芽キャベツ、山ブドウ、ブラックベリー、ラズベリーが添えられる。
ソース ポワグラードが旨い。


■アバンデセール

洋梨のスープ仕立て。
メロンのソルベ、洋梨ダイス、大きな透明のタピオカ、酸味のあるジュレとスープ。
全体を通して酸味が勝気なのがよい。


■デセール

チョコレートケーキ。
底はクッキー。中にショウガとオレンジ、キャラメルアイス、マンゴーソース。


■食後の飲み物

Orange Dulce
Organic Earl Grey
Organic Darjeeling Estate
Organic African Nector
Chamomile Citrus
Rainforest Mate
以上、6種類のオリジナルブレンドティーから1つを選択。ガラスに入った茶葉の匂いをかいで、好きなものを選べる。


■ミニャルディーズ

ギモーブとバニラのラスク。

【テーブルウェア】

カトラリ、カップとソーサーはビレロイ&ボッホ。バターナイフはエタルナム。肉料理のプレートにはベルナルド。
デザートのプレートは、透明な立体デザインが美しいスガハラ。

【サービス】

サービススタッフは2人。
少しサービスのレベルは違うが、応対の感じはよい。

【コメント】

成清シェフの白紙メニューは切れ味が鋭い。前菜の独創さに驚く。魚料理と肉料理の力強さをしっかりと受け止める。
説明を聞かないと分からないが、抽象的過ぎないし、まとまりがある。

【写真】