AZUR et MASA UEKI

アズール エ マサ ウエキ


カリフォルニア ナパバレー クームズヴィル。フランスの天才ワインメーカーJulien Fayard がナパの地に魅了され、2012年 わずか5HaからスタートしたAzur winesは、瞬く間に全米中にその名を轟かせる事となった。
AZUR et Masa Ueki は、Azur wines初のワイナリーレストランとして
フレンチの鬼才と呼ばれた植木将仁を招聘し、東京・西麻布に誕生した。

【公式サイト】


【住所】

東京都港区西麻布2-24-7 西麻布MAビル 1F
東京都港区西麻布2-24-7

【電話番号】

0368051147

【定休日】


【オープン日】

2017/03/01

【シェフ】

シェフは植木将仁氏。
1986-1990日本 東京都内レストランにて修行
1990-1993渡仏(プロヴァンス地方)
1994.3帰国 タブローズ副料理長
ロサンゼルス在任などを歴任
1998.9ステラート開業 初代総料理長に就任
2000.5自身のオーナーシップ Restaurant J 表参道をオープン
2007.7MASAAʼs 軽井沢オープン オーナーシェフ
Restaurant J 広尾などを手掛ける
2012.1Restaurant MASA UEKI 銀座をオープン
TV出演や雑誌など掲出多数
日本国内の各地の町おこし事業や農林水産業の普及に力を注ぐ
なかでも新潟県上越市ではその中心的存在として現在も活動中。

【営業時間】

平土 17:00~22:00(Last in)

【座席数】

52席 (ダイニング32席、個室3部屋)

【利用時間】

ディナー

【訪問日】

2018秋

【コース】

■AZUR Course アズール コース 15000

月替わり全11品コース(11 dishes course)

【サービス料】

10%


【店内】

エントランスのドアを押し開けると広い空間が広がっている。手前にはゆったりとしたソファのある広いウェイティングスペース。ダイニングには立派な暖炉。寛げる丸テーブルで、隣客との間隔にも余裕がある。

【ドリンク】

■アルコールペアリング 7900

■セレクテッドワインペアリング 14000

■ノンアルコールペアリング 6900

■ティーペアリング 3900


■シャンパーニュ カステルノー ブリュット

シャルドネ主体。評価の高いメゾンだが、日本ではまだ出回っていない。

■アズール ロゼ 2016

このレストランとコレボレーションしているアメリカ・カリフォルニア州ナパの注目ワイナリーであるアズール・ワインズのロゼワイン。ぶどう品種はシラー主体。

■バターフィールド サン・ロマン ブラン 2015

ブルゴーニュ地方・コート・ド・ボーヌ地区の白ワイン。シャルドネ100%。

■ドメーヌ・ルイ・マニャン ルーセット・ド・サヴォワ 2013

サヴォワ地方の白ワイン。別名ルーセットとも呼ばれているアルテス100%。

■アズール クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン

アズール・ワインズの赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニョン100%。

■ドクター・コンスタンティン・フランク サーモン・ラン リースリング 2014

アメリカ ニューヨーク州フィンガー・レイクスの白ワイン。リースリング100%。

■ツノ・ワイン キャンベル・アーリー ロゼ

宮崎県にある都農ワインのロゼ。キャンベル・アーリー100%。

【料理】

■旅人

□アミューズ
八寸をイメージした5品の盛り合わせで、中央に小石を敷き盆栽が載せられる。
ブイヤベースクリームのコロッケはブドウの収穫を表現。富山県の白海老、イチゴのビネグレット、新潟の米のチップ、アマランサス。タルトにはサバと五郎島金時をのせ、ホワイトバルサミコ酢で味付けている。グラスには冷製アワビのゼリーと肝のソース、これらの底にはだだ茶豆。最後に松前の穴子の白焼きをコーディネートしたゴボウのフランという温かい一品が提供される。

■甘美なる憂愁

□フォアグラのキャラメリゼ 車海老 ショコラシャンティ
皿の変わりにペーパーを敷き、ひとつずつ食材を配してくれる。皿が存在しないことによって、料理との距離が近付くという植木氏の哲学。
天然の車海老、シャインマスカット、散らした海老のパウダー、カラメリゼしたフォアグラ、蕎麦粉のチュイール。カカオニブ入りの海老の出汁を加えたチョコレートソースで仕上げられる。五味を楽しめ、細かくカットして混ぜて食すと様々な味覚と食感が巡る。

■里山からの贈り物

□池ケ平高原コーチン 金糸瓜カルボナーラ ハラペーニョマスタード
愛知県豊田のコーチンの腿肉と胸肉。金糸瓜をカルボナーラ仕立てに。野草、卵黄のフリット、ベーコンのエスプーマ、唐辛子とパクチー。卵黄のフリットを崩していただく。鳥の巣をイメージした予想外の一品。

■清澄

□シャンピニオンコンソメ
台湾の茶器をイメージした有田焼の湯呑みで、お茶を嗜むようにコンソメを楽しむ。
コンソメは目の前で南部鉄器から注がれる。シャンピニオン、塩、能登の軟水で作られており、シャンピニオンの色香が漂う。能登の軟水は毎週タンクで運ばれてくるほどのこだわり。

■荒波を乗り越えて

□明石海峡スズキ バジルペルノー
スズキは、その餌となるスミイカの子であるシンイカと共に。生のバジルが配され、ペルノ、レモンバジル、シナモンバジルのソースでいただく。白磁のプレートを大胆に使って。

■グラニテ

奥能登の天然水、和三盆、スダチで作られたグラニテはワイングラスで供される。

■野山に抱かれて

□天城鹿の藁焼き ジロール 野草 くるみ 黒トリュフ
森を散策する鹿をイメージしたストーリー性あふれるメインディッシュ。岐阜の工房で製作された刃が厚めのオリジナルナイフでいただく。
本州に生息しているニホンジカへの火入れは、浅くて堅実で、鹿肉の繊細さが感じられる程に。藁焼きで燻香をまとわせてあるので、鹿肉の特有の香りも引き立つ。ガルニチュールはビーツ、姫人参、マイクロハーブ。

■幸いなる出会い

□淡路真鯛 玉葱 リゾット あおさ
リゾットの<お食事前には煎茶が提供されるという心配り。スワン型のデキャンタでワイングラスでいただく。
その後に淡路のマダイとタマネギ、あおさいを使ったリゾット。淡路の瓦文化を瓦の器で表現。ほっと落ち着く<ご飯物を提供。

■秋の雫

□和梨とライムのスープ カッサータ ゴーヤ 
和梨のスープにはライムのシロップやフレッシュなナシも加えて。スライスしたゴーヤ、オクサリスの苦味が口中をクリアに。リコッタチーズを使ったイタリアのアイスケーキであるカッサータは、和の要素が用いられ、新たに生まれ変わる。

■東へ舞い上がって

□奥出雲薔薇のサヴァラン 発酵木苺
バラと発酵キイチゴが印象的なサヴァラン。パン、コンフィチュールを取り合わせてある。ホワイトチョコレート、貴醸酒で作られたアイスクリームはフレッシュなバラとキイチゴの酸味とよいコントラスト。

■小さな宝石たち

□プティフール
ベルガモットのパートドフリュイ、チョコレートなど4種。カラントのパウンドケーキはビニールに包装されているので、持ち帰ることも。レモングラスのハーブティーと共に。

【テーブルウェア】

プレートやカップ&ソーサーはカマチ陶舗、カトラリは大泉物産オリジナルブランドのトリオ。

【サービス】

料理のサーブや片付け、ワインの説明もさりげなくスムーズに行われる。メニューには封がされており、手間がかけられていた。

【コメント】

一品一品プレゼンテーションが凝っており、ストリー性にも富む。植木氏の非凡なる才能と情緒溢れるAZURのワインが一体となることによって、他では体験できないマリアージュを楽しめる。接待での利用にはもちろん、大切なデートや記念日に是非したい。

【写真】