レストラン ラ フィネス
(Restaurant La FinS)

レストランラフィネス


「AUTODIDUCT」(独学者)がコンセプト。

【公式サイト】


【住所】

東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル B1
東京都港区新橋4-9-1

【電話番号】

0367215484

【定休日】

日月

【オープン日】

2012/03/29

【シェフ】

オーナーシェフは杉本敬三氏。
師匠をあえてつくらず、仕事や日常で得たことを自分なりに解釈して、独自の視点を加えて料理を生み出す。

【営業時間】

土 12:00~16:00
18:00~24:00

【座席数】

32席

【利用時間】

ランチ

【訪問日】

2014冬

【コース】

■ランチコース

アミューズ・ブーシュ
前菜
お魚料理
お肉料理
デザート
食後の心地よいひとときを、お飲み物とプティフールで

【値段】

8000

【サービス料】

10%


【店内】

地階だが、天井は高い。
テーブル間隔には余裕があり、バーカウンターも設けられている。
曲線的なデザイナーズチックなオシャレな内装。

【ドリンク】

クレマン ダルザス ブリュット プルミエール 2000
ランチはシャンパーニュではなく、同等の製法を行うクレマン。

ガス有りミネラルウォーターはサンペレグリノ、シャテルドン、ペリエ。
ペリエ 750ml 1200

【料理】

■パン

パンはプティバゲット。
バターは2種類。蟹味噌とモリーユ茸。

バゲットはパリパリで小麦が香る。
蟹味噌バターは味噌が旨い。
モリーユ茸は日本名でアミガサ茸。食味のよい高級キノコ。モリーユ茸がたっぷりで独特の風味。

■アミューズブッシュ

アミューズは2種類。

キノコのギリシャ風ピンチョスと、うさぎのリエットにパンを塗したピンチョス。
前者は適度な酸味があるので最初によい。
後者はうさぎの味わいがぎゅっと詰まっている。

温泉卵はオマール海老のスープに浸されている。
スープはオマール海老の風味が尋常ではない。

■前菜

□フランス ランド産 鴨のフォアグラの冷製オックステールのトリプルコンソメ風味 蜂蜜風味のリンゴのコンポートとパン・デピスのパウダー添え

ディナーのスペシャリテがランチに組み込まれていて、良心的。
パンドエピスのパウダーは、スクエアに散らしてアーティスティック。
フォアグラはコンソメと合わさって旨味がさらに増している。
冷製だが、雑味がないのでくどさはない。
蜂蜜風味のリンゴのコンポートは甘くて風味もしっかり、フォアグラに対して勝ち気。

■前菜

□青森県産海峡サーモンのカルパッチョ
サーモンには、柚子ピールが載った赤ウニが添えられている。赤の中で黄色が眩しくてよい。
サーモンと赤ウニで強いところに、柚子で返す。
ジュレ入りのクレソンスープも合わせられている。クレソンスープも強いが、野菜の青さは魚介類とは反対ベクトル。「目には目を歯には歯を」のよいバランス。

■魚料理

□カサゴのポワレ、クリーミーなパルメザンのリゾット
カサゴが旨い。ポワレの表明のカリカリもやり過ぎず、身のかたさも程よい。
カサゴのような味がしっかりとある魚には、パルメザンが合う。

■肉料理

□山崎ポークのフィレミニョン、大黒シメジ添え
山ポークは美しいグラデーション。柔らかくて繊細な味。
タマネギやケッパーを使った酸味のあるソース。周りにはブラックペッパーのパウダー。
大黒シメジは味が凝縮されている。

■アヴァンデセール

□プティバトンシュー
朝焼き上げたシュー生地と炊き上げたカスタードクリーム。
生地は全く湿気ておらずサクサク。塗されたアーモンドもよい。
カスタードクリームは甘くてパンチがある。状態がよくて真っ直ぐ。

■デザート

□白い貴婦人(ヴァニラアイスとホットチョコ)
目の前で実演してくれる。
ショコラショーをエスプーマで注ぎ、さらにできたてのバニラアイスを載せる。
ショコラショーは優しい甘味で、バニラアイスクリームはバニラの香りが豊か。
メリハリがあって、ほのかに懐かしい。

■コーヒー、紅茶

紅茶はスリランカのセイロン茶。
ヌワラ・エリヤの高級品。

■ミニャルディーズ

フィナンシェ、ヘーゼルナッツにカカオパウダーを塗したもの。
前者は非常にカリカリ。後者はカカオの香りがよい。

【テーブルウェア】

プレートもカップもカマチ。
カトラリは燕興産やサンボネ。
肉料理のナイフは「ELEGANZA CORSA」が刻印されたイタリアのナイフ。
グラスはスピゲラウ。リーデルやツヴィーゼルもある。
デザートスプーンはクチポール。

【サービス】

サービスはシェフ自らも行う。
説明は丁寧で想いが伝わってくる。より、おいしく食べられるのでよい。
コースの流れもスムーズ。

【コメント】

内装はモダンで、洗練されている。
料理は位置付け的にクラシックだが、面白い取り合わせなので、フランス料理通でも驚きがある。
ボリュームもあって、素材がはっきりとしていて輪郭を持つ。
料理の状態も最高で、満足度が高い。
理論派の杉本氏の哲学が感じられるフレンチ。

【写真】