ル・マンジュ・トゥー
(Le Mange-Tout)

ルマンジュトゥー


谷昇氏のフランス料理店。おもてなしの心が溢れる考え方を持つ。
「Le Mange-Tout」はフランス語で「サヤエンドウ」という意味。

【公式サイト】


【住所】

東京都新宿区納戸町22
東京都新宿区納戸町22

【電話番号】

0332685911

【定休日】


【オープン日】

1994年

【シェフ】

オーナーシェフは谷昇氏。
六本木「イル・ド・フランス」から料理の世界に。
フランスに渡り、3つ星「クロコディル」、2つ星「シリンガー」で修業。
六本木「オー・シザーブル」シェフを務める。

【営業時間】

18:00~21:00

【座席数】

14席

【利用時間】

ディナー

【訪問日】

2014冬

【コース】

■シェフのおまかせコース

シェフ厳選の旬の素材を用いたコース料理をご用意させていただきます。
シェフのスペシャリテ「蝦夷鹿のコンソメポアブラード」をご用意しております。
※ジビエ解禁(2014年2月まで)

【値段】

12600

【サービス料】

10%


【店内】

1階が調理場、2階がダイニング。
こじんまりとしているが、狭苦しさはない。
豪奢ではないが、とても洗練された雰囲気。

【ドリンク】

■グラスシャンパーニュ 1490

ダニエル・デュモン。

【料理】

■パン

シニフィアン・シニフィエのパン。
ライ麦パン、カンパーニュ。

■カブのムース

カブのムースには気品が、蕪のエスプーマにははかなかさが、蕪の葉のピューレには強さが。
スプーンで一気にすくって、混然一体にしていただくのがよい。
底にはリンゴのダイス。大分の柚子のピールが時折に刺激する。

■函館帆立貝のソテー

帆立貝は外がカリカリで、中はレア。甘味をしっかりと感じられる。
付け合わせは、ほうれん草尽くし。エスプーマ、ドライ、ピューレ、ソテーと帆立貝以上に食べ応えがある。

■ジビエのショソン

蝦夷鹿、猪、雉、青首鴨にフォアグラをミンチにしたパイ包み。
挽き肉は火が通り過ぎず、ジビエの野生味。
血を使ったソースに根セロリのピューレ。

■蝦夷鹿のコンソメ ポアブラード

蝦夷鹿と赤ワインで作ったコンソメ。
体の芯から温まる。いくら飲んでも飽きない。
フォークには蝦夷鹿のハツとロース。ハツは胡椒が心地よい。

■鱈のポワレ

函館産の鱈。鱈の野暮ったさがなく、品がある。皮はもちろんパリパリ。
ソースは黒酢ニンニク醤油。
ラットというフランス産ジャガイモのピューレが添えられ、ジャガイモのクレープが載せられる。

■ペルドローのササミと胸肉のロースト、腿肉のフリカッセ

ペルドローはスコットランド産。ソースはペルドローのジュ。
ササミはとても軽くゆっくりと。
胸肉は慎みやかだが風味はしっかり。
腿肉は思ったよりも脂はないので、フリカッセがちょうどよい。
セルフィーユの根のコンフィ、白隠元豆の煮込みを添えて。
トリュフも軽く香る。
ポップコーンが散らされており、ウズラだが「鳩に豆鉄砲」的な遊び心。

■イチゴのパルフェ

イチゴ果肉、練乳のエスプーマ、イチゴのソルベ。トップにはアーモンドのチュイール。
甘くて、酸っぱくて、また甘くて。
繰り返しがずっと続けばと思うほど。
曲がったスプーンは通称ユリゲラースプーン。dulton collection。

■フワンボワーズとショコラのムース

ショコラのムースの底にはフィヤンティーヌ。抑えめだが、ビターに。
ザクロ、ラズベリー、ブルーベリーを添えて。バルサミコも据えられている。
付け合わされたカシスのジュレは、一口で食べる。口中で潰してジュースを楽しむ。

■ミニャルディーズ

ラングドシャ、アーモンドのタルト、マドレーヌ。

■コーヒー、紅茶

紅茶はオレンジペコー。

【テーブルウェア】

カトラリはスウェーデンのゲンセ。グラスはC&Sやリーデル。カップはアレッシィ。
サービスプレート、肉料理のプレート、デザートのプレートはリチャード・ジノリ。ジノリはフレンチに合うようなシリーズで。

【サービス】

ハンドタオルは最初とメインディッシュの後に。
マダムはハキハキとしているが、うるささはなく、気持ちのよい接客。
満席だが、コースの流れはスピード感がある。
シェフとマダムが玄関までお見送り。

【コメント】

異なる部位を使ったり、様々な調理方法を用いたりと、サービス精神が旺盛。
皿数も多く、値段も決して高くない。
2つ星だが、目線の高さは客と同じ。
心のこもった、しっかりフレンチ。

【写真】